気になる記事

今日は。
気になる記事がありました。
東京新聞Tokyou Web 「「放置されるよう」…自宅療養者の健康状態「自己管理」求める神奈川県 高齢者らに広がる不安<かわさきは今 2021緊急事態宣言>」

神奈川県の資料によると、老年人口(65歳以上)が231万1697人となっています。
65歳以上単身高齢世帯数(人)398,979(平成 27 年国勢調査人口等基本集計結果 平成27年10月1日現在)です。

2014年に、厚労省から地域包括ケアシステムの構築が示され、「厚生労働省においては、2025年(令和7年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。」とされています。

各自治体で既にこのシステムが構築され運営されているなら、上記の記事のような高齢者の不安は解消されているのではと思う。
私たち、鍼師、灸師、あんまマッサージ師もこのシステムに明記されている。
当院にいらしている方の中にも高齢の独居の方がいらっしゃる。訪問介護事業者を利用している独居も方もいらっしゃるだろう。
せめて、自治体はそれぞれの事業者が把握している独居の方の訪問などを任せて、何か異変があった場合自治体に報告するシステムを作れば良いのではないかと考えている。