こんにちは。今日、1月9日は風邪の日だそうです。
東洋医学ではフウジャと読みます。
初詣など人混みの中でもらってきてしまい仕事や学校が始まったのに風邪のせいで頑張れない方もいると思います。
鍼灸では、脈を診て施術していきます。風邪のひき始めの脈は、浮(軽く触れてわかる)、緊(脈の触れた感じが糸を引っ張った時のよう)です。
鍼灸では、冬の風邪には、背中のツボを使用します。首を下げた時に首の後ろの付け根辺りを触ると出っぱった大きめな骨があります。
この骨の際には、定喘(ていぜん)、治喘(ちぜん)というツボがあります。そこを利き手の中指の腹を使って、少し押すようにしながら左右に動かしていきます。すると、痛くて気持ちよく感じる所があります。ここにお灸をするのが一番効果が高いのですが、ご自宅でお子さんにされるのには無理があると思います。
ご自宅で簡単にできるのは、蒸しタオルや熱めのシャワーを使った方法です。
お湯(または水)に濡らしたタオルをラップに包み電子レンジで温めます。人肌より少し熱めが良いでしょう。これをこの大椎の上にのせ温めます。少し赤くなるまで繰り返し温めます。
シャワーの場合も少し熱めにしてこの大椎の部分を温めます。