11月26日 いい風呂の日 分院情報

本日は、いい風呂の日だそうです。なかなか、ゆっくり湯舟につかる時間がないという人が増えていますね。ストレスと免疫の研究をしていたので風呂に入るとなにが体の中にできるのかをお伝えします。

ズバリ!ヒートショックプロテイン(HSP)です。プロテインとついているのでたんぱく質です。
このヒートショックプロテインは、ストレスを受けることにより体の中で作られます。ストレスも精神的ストレスだけではなく、熱ストレス、病原菌、紫外線などのストレスも含まれます。
ヒートショックプロテインはストレスで傷ついて構造がおかしくなったタンパク質を修復してくれます。そして、このヒートショックプロテインを意図的に増やすことが可能なのです。自己回復力を向上させ病気の予防につなぐことができます。
一番、簡単に増やす方法、それが風呂にはいることです。
高齢者の方や体力的に自信のない方は無理をしないでください。
40度のお湯で20分
41度のお湯で15分
42度のお湯で10分
湯舟につかるのが目安です。
そして、重要なの2つあります。
1.38度まで体温をあげる。額などに汗をかく(これが目安になります)。
2.体温が37度以上でヒートショックプロテインが増えるので、体をよく拭き、冷えないようにしっかり保温をして10分~15分保温をすること。

風呂だけではなく、サウナや当院のよもぎ蒸しなどでも応用できますね。